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第13回今治市PTA広報紙コンクール結果         平成31年2月9日(土)

 写真:教推協総会       

 
 
     今治市PTA連合会会長 織田真吾
         広報広聴部長 

平成31年2月9日(土)、今治市中央公民館にて、第13回今治市PTA連合会広報紙コンクールを開催いたしました。今年度は、小学校23校 中学校12校から応募がありました。

 

各校からの採点、特別審査員の採点、市P連広報公聴部員と本部役員の採点を総合的に審査した結果、下記のとおりとなりました。

 

各賞を受賞された学校の皆様、おめでとうございます。

 

なお、最優秀賞、優秀賞の6校の作品は、県PTAのコンクールに応募させていただきます。表彰は、今年5月の市PTA連合会総会にて行います。

 

 ■ 第13回今治市PTA連合会広報紙コンクール表彰校 ■
 
 
  作品賞
最優秀賞
吹揚小学校
日吉中学校
優秀賞
小学校の部 
常盤小学校 
鴨部小学校 
中学校の部 
立花中学校 
桜井中学校 
  特別審査員賞
  鳥生中学校
  今治市PTA連合会長賞
  富田小学校
  ミニコミ賞
  日高小学校     南中学校
   
  受賞校の皆様おめでとうございます
 
 第13回 広報紙コンクール 特別審査員 講評
以下に、特別審査員の方々のご講評を掲載させていただきますので、今後の広報紙作りの参考にしていただければ幸いに存じます。

 愛媛新聞 東予支社 今治編集部長 岩本 仁 様


 各校の広報紙作成に関するアンケートにありますように、スタッフや予算に制約がある中、読者に手に取ってもらえるよう、どのように工夫しているかという視点で審査させていただきました。

 

 中学校では日吉が、表紙写真にインパクトがあり、平成最後ということで載せた年表も、家庭教育学級のレイアウトも秀逸でした。立花の2ページにわたる生徒・保護者アンケートも、読ませたいという思いが伝わってきました。

ただ、複数校で校長先生やPTA会長の挨拶が巻頭を飾っていたのが気になりました。伝統のスタイルを壊すのは難しいとは思いますが、やはり紙面の主役は生徒・児童ではないでしょうか。

 

 表紙は広報紙の顔・看板で、何を持ってくるかが大事なポイントです。色々な刊行物がある中で、多忙な皆さんが素通りすることなく〝あっ、これ何だろう?〟と手に取ってもらうためインパクトのある写真を使うのは王道です。近見中が豪雨被害の状況を伝えていましたが、時事的な今しか書けないトピックを積極的に取り入れるといいでしょう。

 

 全体的に、ほとんどの保護者が見ている運動会など大きな行事に、かなりの紙面がさかれ、写真が多用されていますが、逆に多くの保護者が知らない行事や、関心の高いテーマのアンケート結果などを伝えるのが、PTA広報紙の大きな役割ではないかと思います。

 

 小学校では吹揚が、児童が手掛けた題字がユニークで、表紙の写真にもインパクトがあり、スマホ・ネットのアンケートも良かったです。レイアウトも全体的に凝っていますが、横組みでページの端から端まで読ませる部分があり、少ししんどいと思います。鳥生も力作ですが、写真の大きさがそろい気味で、表紙にもインパクトを持たせたかったです。行事の記事も切り詰め、1/2成人式の保護者アンケートを膨らませると良かったです。常盤もスマホのアンケート、ALTのインタビューが良かったです。ただ、表紙の校舎写真はインパクト大ですが、人がまったく写っていないので寂しい印象を受けます。あと、ページ最下部に配置された写真がありますが、せっかく読者の目を引きつけても下に記事がないので視覚効果を発揮できません。見た目のバランスも下が重くなるので、なるべく避けてください。

 

 広報紙にはやはり、作り手から一方的に発信するだけでなく、アンケートやインタビューで保護者、教職員、地域の声をくみ上げ伝えることも必要だと思います。桜井の家訓・ルールのアンケートなど児童の声でもよく、そうした声が少しでもあれば広報紙が生きてきます。


 今治市教育推進協議会 副会長 河上貴之  様

 広報部の皆さんは、毎年、愛媛新聞さんの広報研修を受講いただき、どういう風にすれば読んでもらえるかを考えながら、見出し・写真・表紙・構成といった基本の部分はほぼ出来ていたと思います。細かい部分ですが、写真に添えるひと言コメント(解説)があまり見受けられなかったので、その辺りを工夫されるともっと良くなると思いました。

 

見てもらうための紙面作り、PTAとして今何を考えているか、といった情報をキャッチして、PTAに関心のない方にも発信している広報紙は読み応えがありました。

 

読みやすさ・内容・企画が審査のポイントであることが知らされている中で、運動会等一人でも多くの子の写真を載せたいというジレンマが(経験上)あると思いますが、インパクトのある写真を持ってきたり、広報部として企画ものを発信する、といった視点で、読んでくれる紙面作りを進めていってください。

 

広報部員減少や予算の少ない中、学年毎に紙面工夫している広報紙が印象に残った一方、コンクールに参加されていない学校があり残念に思いました。

 

色々な学校と交流する(情報交換する)場として広報紙研修会を活用し、コンクールに参加していただき、行事以外の企画も発信していってください。

 

 今治市教育委員会 学校教育課 村上才一様

 今回はじめて審査をさせていただき、どの学校の広報紙からも、子供達が学校や地域でいきいきと活動する姿、担当者の方々が苦労しながらも楽しみながら取材して編集している様子が伝わってきました。

 

 広報紙作りアンケートからも、一人でも多くの写真載るようにした・より多くの情報が写っている写真を選んだ・家族の会話のきっかけになるような特集を組んだといった、限られた紙面の中にいかに読者を引き付けるか、どういう内容を盛り込むか、試行錯誤していることがうかがえました。

 

 イベントとしては大きなものではありませんが、心に残る素敵な企画もありました。

私事ではありますが、最近、小学校の頃の広報紙を実家で見つけました。懐かしい学校の様子・先生方・地域の方々が載っている姿を見て、家族で思い出話に花を咲かせる出来事がありました。

 

 今デジタルの時代ではありますが、子どもたちや保護者の記憶や記録に残る広報紙の作成に携さわってくださった皆さんに感謝いたします。

 

          
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